△いつかは東京物語△

小津安二郎監督の東京物語(1953)の原節子の清潔感のあるライフスタイルが憧れ。色彩や遊び心は同監督のお早う(1959)やジャック・タチ監督作品を参考に。シンプルで暖かな暮らしぶりが目標。

映画を観に

とうとう11月になってしまいました。

今月身を軽くしようと行動できたことは、引き出しの中のペン類を片付けること位でした。

 

ブログも案の定3日坊主状態… 私生活では主に人間関係(と言っても、私がひとりでイライラしてしまうだけなのですが)で嫌なことがずっと重なっていて、「もう嫌!嫌!嫌!嫌〜!」といろんなことを投げ出しっぱなしです。特にこの一週間はどうしようもなく憂鬱な気分に悩まされていたのですが、嫌な毎日を打破するために木曜日にお楽しみを用意(?)してみました。

 

私のお楽しみとは… 大好きな映画監督の映画を映画館で観ること!大好きな監督のものなのに観逃してしまった作品がラッキーなことに地元の古い映画館で再上映していたので、学校帰りに行ってきました。

 

私の好きな映画監督は主にウッディ・アレンウェス・アンダーソンマイク・リージャック・タチ小津安二郎の5人。今回はウッディ・アレンウェス・アンダーソンの作品2本立て上映だったのですが、時間の都合でウッディの方の作品には間に合わなかった…!なのでウェス・アンダーソンのグランドブダペストホテルだけ観ました。

 

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もう!ウェス最高!劇中のタイポグラフィーもお洋服もキャラクター達の行動も仕掛けがたくさんの建物も色彩も少しさみしくなっちゃうストーリーも音楽も!!!私の理想とするオシャレがたくさんつまってて、映画を観ただけなのに、私の色のない日常がウキウキドキドキしてきたような(^o^)

 

ウェスの映画の登場人物達は、自分のスタイルを確立している人が多い気がします。だからスタイルがブレない。どこにいても彼等でいられる。お洋服や持ち物がキャラクターによってハッキリと特徴づけられている。外見だけでなくて知性や自信がたっぷり感じられる立ち振る舞い。でも消しきれない愚かさ、人間臭さ…う〜ん理想的!笑

 

今回のお楽しみは大成功でした。自分の好きなものを見極めることや、面白い人と出会うために面白い人になろうとすることのモチベーションがバンバンあがってます。この調子で3連休、積極的にやることやって楽しめたらいいなと思います〜